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公開講座
令和3(2021)年度公開講座
リカレント教育・公開講座
水環境学
日時
令和3年8月7日(土) 9:30 - 16:30
場所
オンライン
講義の趣旨・目的
「気候変動による水災害と水環境の変容」および「2011年東北地方太平洋沖地震津波災害の教訓と広域巨大津波災害の減災に向けた課題」という2件の題目の講義により,気候変動に伴う洪水・土砂災害と水質悪化や生態系の変化に対応するための考え方や,将来の発生が危惧される南海トラフ巨大地震による津波災害の減災と被災地の回復力向上にむけた課題・展望について理解を深めることを目的とする。
講義要目
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「気候変動による水災害と水環境の変容」 風間聡 教授
IPCC が中心になってまとめている気候モデル(GCM)の結果を利用した洪水・土砂災害と水質悪化や生態系の変化が様々な機関によって将来展望されている.これらの変化の予測結果を示すとともに,GCM の利用方法,特にダウンスケーリング手法とバイアス補正,GCM 利用の問題点について説明する.また,将来変化に対する適応策の考え方について概説する. -
「2011年東北地方太平洋沖地震津波災害の教訓と広域巨大津波災害の減災に向けた課題」 越村俊一 教授
未曾有の国難災害となった2011年東北地方太平洋沖地震津波の被害の全容と教訓を踏まえ,将来の発生が危惧される南海トラフ巨大地震による津波災害の減災と被災地の回復力向上にむけた課題と展望について講義する.
(1)これまでの津波災害対策
(2)東北地方太平洋沖地震津波の発生メカニズム
(3)津波による被害の全容
(4)沿岸防災・減災にむけた課題整理
時間割
8月7日(土)
09:30 - 12:30 「気候変動による水災害と水環境の変容」 風間聡 教授
13:30 - 16:30 「2011年東北地方太平洋沖地震津波災害の教訓と広域巨大津波災害の減災に向けた課題」 越村俊一 教授
受講のご案内
受講料は6,000円です。受講の注意は一般科目に準じます。
募集人員
申込順に10名程度。ただし一日を通して受講できる方に限ります。
申し込み方法
本学工学研究科のwebサイト(公開講座) に掲載の申し込み方法に従ってお申し込みください。
事前の申し込みが必要です。
講義会場
オンライン講義の詳細(接続方法など)については受講予定者に個別に連絡をします。
土木学会CPDプログラム
本プログラムは土木学会CPDプログラムに認定されています。 CPD単位(6.0単位)を希望する方には,受講者は上記の講義を受講して頂いた上で,受講して得られた所見(学びや気付き)を100文字以上で記載して頂きます。 申請方法については,受講者へ追って連絡をいたします。 なお,土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください。他団体が運営するCPD制度に関する内容については回答いたし兼ねます。